発達障害の子のタブレット学習おすすめは?すらら・天神・チャレンジタッチを比較
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「学校の授業についていけていない気がする…」
「タブレット教材って色々あるけど、発達障害の子にはどれが合うの?」
発達障害・グレーゾーンの子の家庭学習は、教材選びで結果が大きく変わります。定型発達の子向けに設計された教材だと、「学年通りに進む」「文字ばかり」「刺激が多すぎる」といった理由でつまずきやすいからです。
この記事では、発達障害のある子のタブレット学習でよく候補に挙がる「すらら」「天神」「チャレンジタッチ」の3教材を、特別支援学級・普通級どちらの子にも使える視点で比較します。それぞれどんな特性の子に合うのかを、公式情報と発達支援の観点から、できるだけ正直にまとめました。
- 発達障害の子の教材選びで大事な3つの視点
- 3教材を一覧表で比較
- それぞれの教材を詳しく
- タイプ別|どの教材が合う?
- 迷ったら「無料体験で比べる」のが近道
- よくある質問
- まとめ|教材選びは「わが子の特性」から逆算する
発達障害の子の教材選びで大事な3つの視点
個別の教材を見る前に、発達障害・グレーゾーンの子の教材選びで外せない視点を押さえておきましょう。この3つで見ると、教材ごとの違いがはっきり見えてきます。
視点1. 無学年式かどうか
発達に凸凹のある子は、教科や単元によって理解度に大きな差があるのが普通です。学年の枠を超えて「わかるところまで戻れる・得意はどんどん進める」無学年式かどうかは、最も重要なチェックポイントです。学年通りにしか進めない教材だと、つまずいた単元が放置されたまま先に進み、苦手意識が雪だるま式にふくらみます。
視点2. スモールステップと感覚特性への配慮
1回の学習量が多すぎないか、説明が視覚・聴覚の両方に届く設計か、余計な演出で気が散らないか。「ごほうび演出が楽しい教材」が、刺激に敏感な子には逆効果になることもあります。
視点3. 親の負担とサポート体制
教材を続けられるかは、正直、親のサポート量に左右されます。学習設計をプロに任せられるか、つまずいたときに相談先があるかも比較ポイントです。
3教材を一覧表で比較
3つの視点を踏まえて、主要な違いを一覧表にまとめました。
| すらら | 天神 | チャレンジタッチ | |
|---|---|---|---|
| 設計思想 | 発達障害・知的障害の子の学習支援に特化 | “全部入り”のフルスペック型。発達障害の子の利用も多い | 定型発達の子向けの王道通信教育 |
| 無学年式 | ◎ 完全無学年式(さかのぼり・先取り自由) | ◎ 学年をまたいで学べる | △ 基本は学年準拠(一部さかのぼり機能あり) |
| スモールステップ | ◎ 対話型アニメ授業で細かく分解 | ◎ 超スモールステップ。視覚+音声の両方で学べる | ○ 標準的(演出は楽しい系) |
| 対象 | 小1〜高3(国数英理社) | 0歳(幼児版)〜中学生 | 小1〜小6(中学は別講座) |
| サポート | すららコーチ(学習設計を伴走) | 専門スタッフのサポートあり | 赤ペン先生・自動採点 |
| 料金感 | 月8,000円台〜(教科数による) | 買い切り型で初期費用は高め(1教科から選択可) | 月3,000円台〜と手頃 |
| 無料体験 | 資料請求・無料体験あり | クレジットカード登録なしで自宅無料体験OK | 体験教材・資料請求あり |
※料金・サービス内容は変更される場合があります。最新の情報は各公式サイトでご確認ください。
ざっくり言うと、「発達特性への専門性」ならすらら、「教材の充実度・幼児からの対応」なら天神、「価格と手軽さ」ならチャレンジタッチという住み分けです。
それぞれの教材を詳しく
① すらら|発達障害の子専用設計の無学年式
すららは、発達障害・知的障害のある子の学習支援に特化して設計された、完全無学年式のオンライン教材です。つまずいた単元まで何学年でもさかのぼってやり直せるので、「授業に置いていかれた」状態からでも自分のペースで土台を作り直せます。
キャラクターとの対話形式でアニメ授業が進むため、一方的な講義動画が苦手な子でも取り組みやすく、1回の学習単位が短く区切られているのも特性に合っています。また「すららコーチ」が学習設計を一緒に考えてくれるため、親が教材の使い方を一から設計しなくていいのも、忙しい家庭には心強い仕組みです。
不登校の子の出席扱い制度(自宅学習を校長判断で出席扱いにできる制度)の実績が多いことでも知られていて、学校に行きづらい時期の学習の受け皿としても選ばれています。
気になる点を挙げるなら、料金は通信教育としては高めなことと、演出が「楽しい系」ではなく学習に集中する設計なので、ゲーム的なごほうびでモチベーションが上がるタイプの子には物足りない可能性があることです。
② 天神|“全部入り”のフルスペック型
「天神」は、テレビCMでも知られるデジタル教材で、幼児版(0歳〜)から小学生版・中学生版まで対応しています。特に小学生版・中学生版は、発達障害・学習障害のある子の教材として選ばれることが多い教材です。
特長は、その名の通り「全部入り」の情報量。学力に合わせて学年をまたいで学べ、超スモールステップで、視覚だけでなく音声(聴覚)からも学べる設計になっています。「読むのが苦手だけど、聞けばわかる」タイプの子には、この音声サポートが大きな助けになります。専門スタッフによるサポートも付いています。
幼児版は「家が幼児教室になる」がコンセプトで、知識・数量・言葉など幅広いジャンルを網羅し、きょうだい3人まで追加費用なしで使える点も特徴です。就学前の学習の土台づくりから使えるのは、3教材の中で天神だけです。
気になる点は、買い切り型のため初期費用が月額制の教材より高めなこと。そのぶん1教科から選べるので、「国語だけ」「算数だけ」のように苦手教科に絞ってスタートする使い方もできます。合う・合わないは実際に触るのが一番確実で、クレジットカード登録なしで自宅の無料体験ができます。
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③ チャレンジタッチ|定型発達向けの王道教材
進研ゼミの「チャレンジタッチ」は、受講者数の多い王道のタブレット教材です。月3,000円台〜という手頃な価格、楽しいキャラクター演出、赤ペン先生の添削など、「学習習慣を楽しく作る」ことにかけては非常によくできています。
ただし設計はあくまで定型発達の子が学年通りに進む前提です。発達障害・グレーゾーンの子の場合、次の点でミスマッチが起きることがあります。
-
基本が学年準拠のため、複数学年さかのぼる必要がある子には対応しきれない
-
ごほうび演出・ゲーム要素が多く、刺激に敏感な子・切り替えが苦手な子は学習に入れないことがある
-
発達特性に関する専門サポートは想定されていない
逆に言えば、学習の遅れが小さく、キャラクターやごほうびがモチベーションになるタイプの子なら、価格も手頃で有力な選択肢です。「診断はあるが勉強面の困りは軽い」という子が楽しく学習習慣を作るケースには十分フィットします。気になる方は、公式サイトで対象学年や講座内容を確認してみてください。
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タイプ別|どの教材が合う?
ここまでの内容を「わが子のタイプ」から逆引きできるようにまとめます。
| お子さんのタイプ | 合いやすい教材 |
|---|---|
| 学習の遅れが大きい・複数学年さかのぼりたい | すらら / 天神(完全無学年式) |
| 不登校気味で、出席扱い制度も視野に入れたい | すらら(出席扱いの実績が多い) |
| 読むのが苦手・聞いて理解するタイプ | 天神(音声サポートが充実) |
| 就学前から学習の土台を作りたい(幼児) | 天神(幼児版は0歳〜) |
| 親が学習設計まで面倒を見きれない | すらら(すららコーチが伴走) |
| 勉強の困りは軽く、楽しく習慣化したい | チャレンジタッチ(価格・演出のバランス) |
| 苦手な1教科だけ集中的にやり直したい | 天神(1教科から買える)/ すらら(3教科〜) |
特別支援学級に通っている子の場合は、学校の進度と本人の理解度のズレが大きくなりがちなので、無学年式のすらら・天神が候補の中心になります。支援級の家庭学習は「授業の補完」ではなく「本人の理解度に合わせた積み上げ」と考えるのがコツです。
迷ったら「無料体験で比べる」のが近道
表やレビューでどれだけ比較しても、最後は「本人が嫌がらずに触れるか」がすべてです。発達障害の子の教材選びは、スペックの優劣ではなく相性で決まります。
幸い、3教材とも無料体験・資料請求から始められます。おすすめの手順は次のとおりです。
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候補を2つに絞る(上のタイプ別表から。多くの場合すらら+天神、または本命+比較用の2つ)
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両方の無料体験を試す(天神はクレカ登録不要なので気軽に試せます)
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本人の反応を観察する——嫌がらず座っていられたか、「もう1回」が出たか、終わった後に不機嫌にならなかったか
体験でわかるのは教材との相性だけではありません。「どんな教え方ならこの子は学べるのか」という発見は、就学相談や学校との面談で先生に伝える材料にもなります。
タブレットで学ぶ環境を整えるときは、動画との付き合い方もセットで考えておくと安心です。ショート動画を無理に取り上げずに切り替える方法はこちらで解説しています。
よくある質問
Q. 特別支援学級に通っていても、家庭でのタブレット学習は必要ですか?
「必要」というより「相性が良い」です。支援級は個別に近い指導が受けられますが、授業時間には限りがあります。家庭で無学年式教材を使うと、本人の理解度に合わせた反復・さかのぼりができ、学校の学びを補強できます。学校での様子と家庭学習の記録を先生と共有すると、指導計画にも活きます。
Q. すららと天神、結局どちらにすべきですか?
どちらも無学年式・スモールステップで、発達障害の子との相性は良い教材です。目安として、対話型の授業と学習設計の伴走(すららコーチ)を重視するならすらら、音声からの学びやすさ・幼児からの対応・1教科だけの購入を重視するなら天神が候補になります。両方の無料体験でお子さんの反応を比べるのが確実です。
Q. 何歳から始められますか?
天神の幼児版は0歳から、すららは小学1年生の範囲から(先取りで未就学から使う家庭もあります)、チャレンジタッチは小学1年生からです。就学前のお子さんならまず天神の幼児版、就学後の学び直しが目的ならすらら・天神の小学生版が候補になります。
Q. タブレット教材での自宅学習は、不登校の「出席扱い」になりますか?
文部科学省の方針により、一定の要件(学校・保護者の連携、計画的な学習など)を満たしたICT教材での自宅学習は、校長の判断で出席扱いにできる制度があります。すららはこの制度の活用実績が多い教材として知られています。適用には学校との事前の相談が必須なので、担任・校長に「出席扱い制度を使いたい」と相談するところから始めてください。制度の7要件や、教材以外の選択肢(オンライン個別指導・フリースクール)との比較は、不登校専門オンライン個別指導ティントルの記事で詳しく整理しています。
まとめ|教材選びは「わが子の特性」から逆算する
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発達障害の子の教材選びは「無学年式か」「スモールステップと感覚への配慮」「サポート体制」の3視点で
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すらら=発達特性への専門性と伴走サポート。天神=全部入り・音声学習・幼児対応。チャレンジタッチ=困りが軽い子の楽しい習慣づくり
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スペックより本人との相性。無料体験を2つ試して反応を比べるのが最短ルート
教材選びは「どれが一番人気か」ではなく、「わが子はどうすれば学べるのか」を知るプロセスです。無料体験での本人の反応という一次情報にまさる判断材料はありません。焦らず、比べて、わが子に合う学び方を見つけていきましょう。
就学先そのものに迷いがある方は、こちらの記事もどうぞ。
学校に行きづらい時期が続いていて、自宅学習を「出席扱い」にできないか考えている方は、こちらもあわせてどうぞ。
療育手帳のある子の学習支援については、こちらで詳しく解説しています。

